築古ビルの事業機会は無限大。
現在、東京都心部では延床面積が5千坪未満の築30年以上の中規模ビルが急増し、さらにコロナ禍で多くのテナントが影響を受けたことで、ビルオーナーが物件を手放したり、新築ビルとの資産入替を進める事例が増え、当社にとっての事業機会が広がっています。
旧耐震、地上権の未設定。 難解な課題を丁寧に解いていく。
本案件は、新宿駅最寄り繁華性が極めて高い地区の地下公共駐車場の主要な入口を抱えているためその閉鎖が難しく、さらに駐車場に至る斜面通路の地上権の設定もなく建替困難な築50年の商業ビルを大手不動産会社が持て余して手放したものを取得したものです。
権利関係を解きほぐした結果建て替えを行うことなく販売へ。
当社は、地上権の設定を革新的な手法をもって進めつつ、加えて大手スーパーゼネコンと共に駐車場入口を確保しながらの建替方法を見極め、一方で既存テナントの移転交渉を図るなど、複雑な権利関係を丁寧にひも解きながら建替の条件を整備したことで、その実現条件をもって販売に至りました。
物件概要 Summary
名称 | 新宿靖国通りPJ |
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主要バリューアップ手法 | 開発土地創出 |
その他バリューアップ手法 | 権利関係調整・整備 |
築年(購入当時) | 50年 |
土地面積 | 約200坪 |
延床面積 | 約2,000坪 |
賃貸可能面積 | 約1,500坪 |
容積率(指定) | 900% |
階数 | 地上9階/地下3階 |
アセットクラス | 商業 |
物件購入年月 | 2022/01 |
物件販売年月 | 2023/02 |
物件販売額 | 100億円以上 |