複雑な権利関係の解消を見切り、他の追随許さず優先交渉権を取得。
平時では全く出会うことない銀座中央通り沿いのアパレル旗艦店ビルがコロナ禍をきっかけに売却されるとの情報が持ち込まれました。
それは建物1階の一部に江戸時代以来の老舗が区分所有者として店舗を構え、さらに大手アパレルが1棟使用としていたため全フロアが開放的な階段で結ばれ各階毎のリーシングも困難で、収益物件として超難易度が高い物件でした。
しかし当社は他の追随を許すことなく優先交渉権を取得いたしました。
海外個人富裕層による、力強い需要を掌握。
東京でも銀座、そして日本一の目抜き通りである銀座中央通りビルに対するアジアの富裕層顧客の強力な需要を複数把握していたこと。
さらに1階区分所有者様との協議について、当社が従来培ってきた知見が発揮できる案件であるとの見極めがスピード対応の原動力となりました。
丁寧な協議を進め、1棟所有権ビルへの転換に成功。
1階の一部区分所有者様との丁寧な協議を進めた結果、物件取得から1年程度で該当部分を買い取り、当該ビルの1棟所有権ビルへの転換に成功し、目抜き通り路面に接する面積が大幅に改善、かつ1棟全体の建替の選択肢も得たことで、銀座中央通り沿いという希少性に加え、中長期の安定収益を獲得しつつ、いざという場合の流動性も担保された優良商品としてお客様に譲渡することができました。
物件概要 Summary
名称 | 銀座8丁目ビル |
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主要バリューアップ手法 | 権利関係調整・整備 |
その他バリューアップ手法 | 開発土地創出、用途変更・容積率向上 |
築年(購入当時) | 19年 |
土地面積 | 約130坪 |
延床面積 | 約1,200坪 |
賃貸可能面積 | 約1,200坪 |
容積率(指定) | 800% |
階数 | 地上10階 / 地下2階 |
アセットクラス | 商業 |
物件購入年月 | 2020/09 |
物件販売年月 | 2021/12 |
物件販売額 | 100億円以上 |