2018.08.10
多様な文化交流スポット京都に、2つの施設を10月オープン
株式会社レーサム(東京都千代田区霞が関3-2-1)は、2018年10月に京都四条エリアに2つの新施設、コミュニティホステル 「WeBase 京都」と「リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー京都店」をオープンします。いずれもレーサム グループが100%運営を担う「未来対応型」事業を組み込んだ不動産投資商品です。
ノウハウ結集の「 WeBase 京都」
コミュニティホステルWeBase(以下ウィーベース)は、世界の旅行者と日本各地の人々と文化をつなぐ長期滞在型の宿泊施設で、京都四条に程近い岩戸山に開設する「WeBase 京都」は3つ目の施設です。
2016年に鎌倉、2017年に博多を立ち上げ、その経験とノウハウを京都に結集します。さらに本年12月には高松にも展開し、この結果、ウィーベースは総収容数1000人を上回る日本最大のコミュニティホステルとしてのブランドを確立することになります。
・施設名称: WeBase 京都
・所在地: 京都市下京区岩戸山町
・延床面積: 約1300㎡
・収容数: 180名
・竣工日: 2018年9月
・開業日: 2018年10月27日(土)
・運営会社: 株式会社WeBase
東の吉祥寺から、西の京都四条へ
『リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー 』(以下リベルテ)は、2013年パリ10区でのオープンからわずか4年で、パリを代表するブーランジェリーに上りつめた人気店。その日本初上陸を当社が主導することになり、2018年3月に東京吉祥寺にて1号店、そして2018年10月に四条東洞院通に2号店となる京都店を開設します。
・店名: LIBERTÉ PÂTISSERIE BOULANGERIE 京都店
・所在地: 京都市中京区東洞院通六角下る御射山町273プラウド京都東洞院1F
・店舗面積: 497.59㎡
・営業時間: 9:00~19:00
・定休日: 年中無休
・席数: 85席(予定)
・開業日: 2018年10月5日(金)
・運営会社: 株式会社LIBERTE JAPON
双方とも京都四条烏丸の交差点近隣なので、ウィーベース京都のゲストにはリベルテの焼き立てパンを、リベルテ京都のゲストにはウィーベースのモダンアートに抱かれた長期滞在をお楽しみいただき、相乗効果を発揮します。
「未来対応型」事業に挑戦する訳
人口動態が激変する日本では、その社会的課題に応じ、将来の賃料負担能力が高まる「未来対応型」事業を創り出し、これを組み合わせた不動産商品を開発することが極めて重要です。今回ご紹介の「ウィーベース」と「リベルテ」は、当社による「未来対応型」事業創出の一例であり、既にこれを組み込んだ商品をお客様にご提供しております。
◆コミュニティホステル「WeBase(ウィーベース)」とは?
世界の多様なゲストを、幅広くかつ持続的に迎え、リピーター層も拡大していく為には、一泊数千円で快適に長期滞在が可能な宿泊拠点が必要になってくると考えております。また宿の運営にとどまらず、ゲストが地元の人々との交流を通じ、日本の文化や社会を深く体験できるサービス運営にも力を入れております。
社では、このコミュニティホステル事業を組み込んだ不動産投資商品こそが、景気変動の波や社会変化を乗り越え、中長期に渡り賃料負担能力を高めていく有力な長期安定資産の一つになると考えております。
◆リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー」とは?
また、日本の街の飲食店は、個人のカリスマ性への依存や事業承継上の課題にも直面し、特に少子高齢化の進む日本社会の不動産テナントとして不安定化する面は否めません。それでもナショナルチェーンとは異なる、各地域の特性にしっかり根ざした等身大の飲食店の存在は、日本の上質な街並みの発展には不可欠な要素と考えます。
そこでパリの日常の食文化において地域コミュニティにしっかり根をおろし成功を収めている「リベルテ」と共に、日本でも長期安定経営が可能な飲食事業モデルの確立に挑戦しております。
特に世界の多様な人々が訪れる文化交流都市であり、またパンの世帯消費量が圧倒的に全国トップである京都は、リベルテがパリで実現した理念の真価を問うベストスポットの一つとなりましょう。
◆WeBase 京都
ウェブサイト:http://we-base.jp/kyoto/
◆リベルテ京都店
ウェブサイト:http://libertejapon.com/kyoto/index.html
◆トピックス「SHIP’S CAT パリ展」開催
また、ウィーベースでは、ゲストの旅の希望と安全を願い、かつて大航海時代に船旅の守り神とされた船乗り猫がモデルの彫刻作品「SHIP’S CAT」(現代美術作家ヤノベケンジ氏制作)を施設アイコンとしております。今回、1400年の歴史を背景に伝統を重んじつつ進取の気風も備える京都にウィーベースを開設させていただくにあたり、日本の伝統文化を受け継ぐ和紙の世界に新風を吹き込み新境地を開いている堀木エリ子先生にご相談したところ、ヤノベケンジ先生とのコラボレーションで京都の街に相応しい和紙素材のSHIP’S CAT作品が実現する運びとなりました。
本年2018年は、京都市とパリ市の姉妹都市60周年を迎え、さらに日仏友好160年を期に日本文化の新たな魅力を芸術の都パリで紹介する大規模な複合型文化芸術イベント「ジャポニスム 2018」が開催されますが、日本政府の協力と京都市、京都造形芸術大学の支援を得て「WeBase 京都」館内に設置予定のSHIP’S CAT作品群(巨大絵巻障子「Picture scroll of SHIP’S CAT」、「SHIP’S CAT(Totem)」)を「ジャポニスム 2018」に出展、施設オープンに先駆けてルーブル美術館サイド「カルーゼル・デュ・ルーヴル」にて世界の皆様に披露させていただく予定(8月22日〜28日)です。