地元で愛され続けてきた物件を、もっと地元住民のためになる物件へ。

JR 吉祥寺駅周辺は、南側に地域住民の憩いの場である緑豊かな「井の頭公園」が広がり、北側には賑やかな商店街が縦横に連なっています。

今回、当社がご縁をいただいたのは、北口のアーケード街の少し外側、閑静な住宅地エリアの際にあたる場所。地元で愛され続けてきたステーキハウスのあるビルでした。

風情を活かすべきか。 それとも新たな風景を創るべきか。

高度成長期からお祝い事の集いの場として愛されたこの物件は、非常に風情のある建物ということもあり、これを再生して活性化する道筋も検討しました。

しかし、私たちは周辺に居住する人々の年齢層やライフスタイルの変化などを踏まえて、道行く人々にとってもっとオープンに、透明性が高く開放的な空間へと建て替えることを決意。

敷地形状と地下に広がる大空間を踏まえた建築は、決して平坦な道のりではありませんでしたが、本案件のコンセプトを具体化するために当社の建築技術、法務、リーシング、営業力の全てを結実させました。

吉祥寺の人たちの豊かな心身を支える。 それを実現できるテナントの誘致に成功。

その結果、アメリカの過去100年以上の経済発展の中で人々の心身の健康の変化に向き合ってきたスポーツシューズメーカーを竣工1 ヶ月前の段階で誘致することに成功。

その価値創出に共感をいただいたお客様に、竣工と同時に保有いただくことになりました。